ゆきに・・・想う
- woodcutari
- Dec 1, 2010
- 11 min read
Updated: Jul 20
a lovely snow said to you

詩・画 ナカムラアリ
one kind of love 2010 by Ari Nakamura
目次
序章

にぶくけぶりし くもり朝
まいちる雪の ゆきさきは さびつく紅葉(べには)
晩秋ひきずりて おちるドロップに
羽の魔法がかかったり かからなかったり
風景のカドカドを覆うには いたらず
たどたどしく
迷ってたどりつき 霙(みぞれ)玉
枯葉で とどまり ひかった
雪絨毯小梅模様

生クリームみたいな ユキケシキのナカ
あまりステキじゃない モクテキチへむかう
うんとチカミチしたいから すばらしいツララや
おもそうなユキの のっかった キケンなノキサキを すすむんだ
こってりとシロいユキのうえには イヌのアシアトポツポツで
キョネンのあそこみたいに シカのアシアトは、 ないさ
あたしの道には。。。。ネコの小梅もよう
あれあれ あれれ♪・・・・どこまでも・・・
小梅もようは モクテキチまでついてたの
だから。。。
ちょっぴりユカイな「モクテキチ」になったんだ
☆
掘出物

アタシハ オイカケルコトヲ ワスレテイタ
クルモノヨ ココニキタレ
サガスマエニ ホッスルマエニ
キタレ
運慶ノ 木彫りノヨウニ 欲スル キモチハ
アトヅケノ カンジョウ
…ウント恋シイノニ ソレサエ オオウトセズ
サウナ後ノ ココロ
ミゾレチルド ノ
野原デ ヒヤス
君と僕の空白月

すぎゆけば
しらぬまのとき
おもいはせ
すりよらせるに
かみなし(神無)のかぜ
ゆきまももいろ

ゆきまももいろ
なにおもふ
ななじの あさに
きみおもふ
さむさむゆびさき
いきかけて
とおい おやまを とびこえて
あさやけみたずの ももいろに。。。
きみおもふ
・・・・きみおもふ
目眩前後

カカシに まとわりつく あたしは 風
あたしは はだかんぼで とうめいで ひらひらひやひや
まとわりついて ひっかいて
格子がらの てぬぐいの ほつれた糸 ひっぱる
カカシは いつも囮(おとり)役
すいてくれるような くれないような・・・
かわいい のの字で
からめとるのは なぁに?
あたしは わすれんぼで からふるで 少しちくちく
きみおいて にげちゃった
北葡萄

さめざめ雨の
夏すぎて
北葡萄 花ぶるい
醸さねば
味わからずやと 彼にいい。。。
いつも未完

雪虫をみた
今年はじめて
ボクは 少し怯えて
雪のにおいを追わない
あんなに好きな 真白(ましろ)の合図を
ボクは なんとなく 追えなかった
半月は 蛍光灯のように
澄んだクウドウに穴をあける
距離をとった金星が ・・・・・・・・切ない
Snow cloud dream

I had dream of that get on board a snow cloud
It has special sentimental smell, likes after flying the snow insect
Faintly Sunshine, it comes in from cloud’s veil
Beautiful snow crystal on my black corduroy
Slowly, slowly, it thaws
And change a pretty drop….
First of my crystal in my heart has thawed out.
And it reminds of you everything….
When the second of my crystal has thawed out
It reminds I think of you every times….
When the third of my crystal has thawed out
It reminds I want to tell you
And I think should I tell you that
When I wake up from this dream,
I’ll tell you,
“Sure, you are into my heart.”
May be.....

The pale face in the mirror.....
Just seems Auschwitz’s children.
A pianist came and said to me....
"You look such as paper napkin.
Your work isn’t match for you, is it?"
I had no power to say ‘Oh, terrible....’
“May be...”
An excuse did not think
I did not occur to even wanting to.....
“May be....”
Only said
“May be......”
I vomited breath lightly and walked to my room...
ヒト科

いきとしいけるものは みんな感じてるさ
カンガエまで いくものだって もちろんいるし
あてずっぽうに ひらりん してるようで
かぜまかせに してるようで
そんなふり してるだけなんだ
ただ
ヒトいがいの おおくは
ぼうけんや じっけんを しないってことさ~
ばらせんと きりょく

とげとげのばらせんが みえる
うらはらな せかい
あたしは おりのなかのベッドからでられない
つみかさねた じょうへきのれんが
もろくなってる
地球規模の鳥かごいり
とても とても・・・つかれちゃったの
3かかん ねむりつづけられたら
らくな じぶんにありつけるかな・・・
それも できっこないんだ
ちくちくのばらせんが
かたとふくらはぎにこすれた
ヒント

暴れまわる 悲しみは
分け合うすべもなく
疑似体験してもらうには 土台の吟味が大切
その際
願わくば「知」は忘却として・・・
残酷なる 実は「知」によりすがり
ほとぼる理屈としての 消化を 時間にゆだねる
愛と感謝の比は 1:2
「続」をつづりし者に 幸あれ
無風の風鈴

ねろねろばっかしてたら
さばさばしたヤツ いなくなって
ねたねたしたモノ 集まって
うんと ねばねばして
それでも ねばってると すこし満足なのかな?・・・
さみしさは、底なし沼らしい
( 家は、風がとおるように設計されている たしかに・・・
アナタが それに思い当たるの まってるよ
窓をあけるのは アナタだから
アナタの家だからさぁ
アナタ ノ トモダチ ヨリ・・・☆ )
我に魅せたもう

ゆめうせて
あこがれさがし
わびたまち
あしゆあんない
すなおにならい
すあしさらせば
みるものみゆる・・・・
夜ゴッコと朝ゴッコ

あばかざる夜にボクはおぼれ
ブラインドを降ろしたゴッコをつづける
深爪でひりつくような はみでた気持ちと
ユニセックスのパウダーが いい感じにまじるんだ
ボクは 息をひそめて深呼吸なんてしない
ベッドの下には 8冊目が放り出される
ハズレ アタリ ハズレ ハズレ アタリ・・・・
(これがハズレでもいいや)
はみでた気持ちが ゆるくなって
ボクは朝ゴッコをはじめようかと 腹時計に聞く
好物のワッフルは まだカウンターにある
アタリだっ☆
夢ビーチ

フタコブラクダは あわいピンク色 すべすべの手ざわり
極上にやさしくて フンフンしたりしない
おまけに ちっともくさくない
ひざまずいて 長いまつげをふせながら
ゴンドラにのるあたしを待つ
白金のすなはま コバルトブルーからグリーンの海
あたしたちは オゾンに包まれてゆれる
遠くには 蜃気楼の城
近くには・・・
ケズリダサレル カタチの 現場

もられたカタチは カナタワシや スポンジや ハブラシで 削られて
また 版でもられて くりかえして シェイプしながら
まわりを ビミョーに汚すんだ
無心に ふきとって
そして のこった汚れ跡が なんとも好き。。。
それは 整理されえない 自身なの
僕は 多分 美しく見えるものを創りながら汚いものを イトオシム
あの時の 君の きれいなきれいな目の色おもいだして
* キタナイモノ スキ・・・ソレハ ホントウノコトダカラ*
完璧に 清潔な作品に囲まれて シュンとしていた僕に
君が告げた お気に入りのスニーカーのような 愛
カタチハ ゲズリダサレ ミガカレ・・・愛サレル
領地

ゆらぐゆらがぬも
せんどうさんまかせ
カーヴするテレパシー
ぼくのエステート。。。。
銀河線

ぎんが線
しゃたいは ごんどら型
零時の ひとこきゅう前発車
天の川まぶした スピードで。。。。
きみまで。。。。
ポイント

いつも 音たててるんだがらがら くずれてて
あわてて そのうえから ばらばら のせて
しょうがないから てのひらに
つばぺっぺってやって
そっと かためるんだけど
おなかに ちからいれて ふんっってやるんだけど
あくびした ついでに かみのけ ひっかかって
また ばらんばらんになって そいでも また くりかえす
でも だいじょうぶさ なれたからね
マーブルコーティングの1コ20円の巨大なガムあるし
モグモグなんて すぐできないんだぜ
赤と緑と黄色と紫があるんだ
おすすめは・・・紫さ
さくらんぼグミ

はぁとの さくらんぼグミたべた
れいぞうこで ひやして かたくして
それでもって 2ついっぺんにたべた
すっぱくて あまくて
せなかがわの くびのつけねが ぞぞっとして
うれしくなった
3つ のこしといたから
すきなときに たべるんだ
ぴょんぴょんウサギの波わたり

カエル製かと おもっていたよ
ガマの穂
だから ヒリヒリになった後
もっと 怖かったの
あんしん あんしん
しのばずの池で きみが摘んでてくれるから
パタパタみたいにきもちいい
とっときの ガマの穂を
。。。。ゆめ みたいだなぁ。。。
きさらぎうさぎ

まろやかな
雪のかーぶを
めでおいて
きさらぎうさぎ
どこまではねる?
サメのくるまで。。。。
(・・・サメなんてゼッタイこないもんね・・・)
らるらるかいわ

ぴんくフラミンゴは
ぴんくのごはんたべてるから
ぴんくなんだって
ぴんくのごはんなかったら・・・・
ぴんくじゃないの
でも
ぴんくのごはんたべても
ぴんくのたまごは うまないの
てばなしの あまったれな 会話のあとは。。。
3番めの 調教師のでばんよ
たいせつな青りんぷん

てふてふが てふてふと。。。
とじないで そら そらそら。。。
はねは ぬれてても かわくよ
はねは きみのしあわせのために
ぼくが 青いあおい りんぷんを たしてあげよう
きみの すきなときに たしてあげようね
すばらしい青さぁ
すきなときでいいんだぁ
てふてふが てふてふと。。。
とじないで そら そらそら。。。
しゃぼんだまつきの てれふぉん

ふゆげになりきらぬ
うさぎの 目は あかくない あかいろ
てれふぉん ぷぴぴ♪
20せんち角の さいころ ころん
目のあなから さらさらながれる いろ砂
しゃぼんだまに なった
てれふぉん ぷぴぴ♪
ゆうぐれに 泣くべいびぃ
そらの ゆりかご恋しがってるから
しっかり しっかり だっこしなくちゃ
てれふぉん ぷぴぴ♪
しゃぼんだまの なか
こびりつかない きみの声 こころhug ぷぴぴ♪
ごうかな まほう
37個・・・・しゃぼんだま かぞえて
うさぎは ヨリ目に なる てれふぉん ぷぴぴ♪
僕の誕生前からの僕のテディベア

わんわんないて いーよ
うぉんうぉんないて あげる
きぃきぃおこって いーよ
がぉがぉかみついて しまうよ
しくしくないて いーよ
あたま なでなでしてあげる
みぃみぃしてても いーよ
手は いつも つないでる
ぼくが さきにあるいてるから
だから。。。 だいじょうぶ だから
ごぉごぉ風音 と 白玉だんご

ひざをかかえる おんなのこ
あたまかかえる おんなのこ
つむぎもせず おりもせず
くらやみこわくて めもとじず。。。。
。。。。。。。puruuu
(玄関のドアノブに かけといたよ 白玉だんごも入ってるんだよ)
ひざがしらみつめてた おんなのこ たちあがって ドアあけた
ごぉごぉ風音なるなかに やさしいきもちの ふくろがひとつ
白玉だんごいり
みたされた しろみつに しずむ 白玉
かわいくて やわらかで ほんのりあまくて。。。。
おんなのこのなかで ほがらかな実になった
「焦点」と3月23日の答え付近

理想は 目的となり 蓄積された鍛錬が 焦点をさだめ
ランダムさえ分析し 愛されたいように 愛されたいと叫ぶ
俗はいつも ともにあり・・・・
臭覚がにぶってないか 自身を疑う
しかし
多くの塀は おもうほど 高くなく
多くの荷は 沢山の愛をふくめ
聖と 交差し
君は また焦点を持つことができるんだ。。
*******
ぼくは まどをみていた
いつとはなしに ゆれあそぶ はねのような雪
ぬくもった気温は 大輪の結晶を はこぶ
「ねえ、こんなにきれいな羽雪の核は 汚れなのかな?」
「あっ、水のひみつがわかる本があるよ」
つぶらな瞳の女の子が 少し得意そうにいうんだ
「水が言葉でかわるってしってる?」
「うん、おいしくなぁれっていったら、美味しくなるのは知ってる」
彼女が かかえてきた本には 水の秘密が書かれていた
美しくもはかない 水の感情の形 浄化と対の尊敬 言霊
ぼくは 小1時間本を眺めた
ささいな呪文で変容する 水の結晶たち
「ぼくは そろそろかえるよ」
ゆきは 空にのぼって どれも嬉しくなってふるんだね
だって 雪の結晶は いつも いつも 美しいシンメトリーだもの」
女の子は 深くうなずいて にっこりした
僕は きょう
起きた瞬間から ずっと「焦点」について考えていた
あとがき
きょう あのこが来ました
わたしは てばなしで よろこびました
きっと 今年のぜんぶが あのこを呼んだと思います
雪がしんしんふりつもり・・・想いが濃くなるのです
幸福の絶対値があやふやになったら
こっそり相対値をみてみましょ
そんな思いで編集しました
読んでくださって ありがとう
ナカムラ アリ
版画家・造形作家・詩人
詩集 ゆきに・・・想う
発行日 2010年12月1日
発行者 ナカムラアリ
発行所 sakura studio