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カケラとモトイ

  • woodcutari
  • Nov 8, 2011
  • 15 min read

Updated: 3 days ago



目次



もと


すりぬける記憶。。

ただよう感情。。。

ひそやかな生まれるもと。。。

闇夜のくもから?。。。

夕焼けの風から?。。。。

朝焼けの波から?。。。



embryo 胚



エンブリーヨ はじまりの一歩

DNAの研究で決まっているかたち

外から来るものによって左右する運命

太陽に照らされて 緑を吸い込み

深い海に愛撫される エンブリーヨ

私ははじめて・・・エゴイスティックな

愛を知る

冷静さをよそおって 気をもみ、取り乱す

エンブリーヨ わたしの未知の愛




一番きれいに見える今日の君



ほんのりとまるい 今日の君

夕暮れ時から ちらちらと僕を誘惑する

ひんやりした銀レースの雲まとって

こぼれそうに 僕を見下ろす


ほんのりと甘く見える 今日の君

見上げる僕は 首がのびそうだよ

君を囲む ぼんやりしたチリたちに

あたり前より もうすこしだけ

やきもきしてさ


君は とてもとても きれいだ。。。。。

きれいだね。。。。。



或る秋の日のこと



かすれゆく いっときの懇願

形式化された風雅から

いつも秋は はみ出す

あの 真剣な懇願さえ 静かに溶けず

燃えつくすような。。。。

ロジックは 何時までも合わないから

ピースをかき集めるのやめて 

あいまいに微笑む


すまないと思いながら 語られる愚痴

まっすぐに受け取り考えてくれる目

そして僕は また・・・すまないと思う


月をみた

久しぶりに 

ひどく久しぶりに一緒にみた月は

本当に 半分の

きっちりと 半分の月だった


僕のすまなさは 夜空に帰った



鍵とポッケ穴

お下がりの皮オーバー

茶色のポッケに手をつっこむんだ

オーバーは鎧みたいに重くてさ 肩こるよ

茶色のポッケについてた

皮のクルミボタン無くなった

ついでに穴もあいてるんだ


僕は、手をつっこんで

ジャラジャラ入れたダラ銭を数える

ダラ銭は、人肌にあったまって

家の鍵と区別がつかない

手袋も君もいない僕は

いつまでも重いオーバーに手をつっこんで

確かに家に帰る


鍵もってるからさ



ブラウン管

ブラウン管のふくらみが 好きだった

古く日焼けした黒板のような

緑がかったアースカラー

縁の湾曲が 額縁との堺をソフトに

あいまいにしてくれた


ブラウン管

あのすばらしい

でっかい電球

割れるんだよ


四角い箱に収まってても

いつも 裸のブラウン管を 思ってた

夢のホログラムが あったんだ


平面になりすぎたしつらえは


   ロマンチックじゃないんだね・・・



今の陰影


真昼の屋上には

さびたトタンが泳いでいた

金属の緩慢な変質も

ママの興奮も

自然の摂理さ


古釘の間から生える草

痛いような陽射し

早廻りの時間。。。。。



緊張カンケイ


あなたは 寛いでいたのかもしれない

僕は 緊張していた


僕は 

妹が生まれてしまった

5才の男の子のように

緊張している



星みちしるべ

あの子のとこにも 息 おくってくださいね

星みちしるべ


あの人のとこにも 息 おくってくださいね

希望かんじるように


ボクのとこにも・・・・星みちしるべ


キミのピンク駱駝に つめるだけ たくさん

息 おくってくださいね


息 おくってくださいね

星みちしるべ 

つめるだけ たくさん



秋の五線譜


ぱらり はらりん


ひゅるぽろん


ぷるふりん ぶるぶる


ひゅーるりり


りるーりん


はらり ひらひら。。。。。(ピカリ)



湖面の月音

湖面の月音

きこえるかい?

星音に誘われて

つつましやかにさえずるように

湖面の月音

きこえるね

君のみぎの耳

僕のひだりの耳

とびきりきれいな銀色の

ほら貝のうずまきさ

きこえるかい?

こんどは、君のひだりの耳へ。。。

君は、君。。だよ

かけがえのない、星の子さ



わくわく後

わくわく後 青い飛行機に乗った

右の翼のすぐ横に乗ったんだ

雲の中 雲の上 雲の下

海の上 山の上 太陽の下

僕は 眠らずに見ていたよ

光沢のあるクリームの上を

もあもあの幽霊が通り過ぎる

そのときさ

かわいい赤いキンギョみたいに

別の飛行機が飛んでいた

逆方向に 小指の先っぽくらいのかわいいヤツが

すごく一生懸命雲をこいでさ

僕の向こう側へ行ったんだ


濡れた夜の滑走路が

美しい直線や平和な弧を描いてる

名残惜しい気持ちをすべらせながら

ポケットに手を入れて

携帯がすべりでてないか確かめた

4個のブザー

25分で着陸だね



蓄光


ぼくは 


ぱっちりと 


目をさました


オレンジ色から金色になった光が


焦点のぼくを もやすまえに


すっくりと


立ちあがる




ホワイトリセット



      色をなくした枯葉や

  はだかに剥かれたプラタナス

  水気をいっぱい含んだ風たち

   燃いづる秋は いづこか。。

      儚き時を見わたす瞳

なにもかもが無力に思えたMAX。。。


君が来る

かわいらしげに 自由気ままに


君が来た


僕は春を羨むのを忘れ

君にひたすら感謝する。。。。


 思ったとおりの いつもの君に。。。。



内側の増殖



縛られず苦く 愛されて甘く

日々はかぎりあり 時は無限

存在する愛おしさに 酔い

愛おしい存在に とまどう

日々は今。。。。

瞬発的な苦悩もふくめ 愛しき今。。。。

そして・・・

愛しき昨日までのこと・・・

我が内なりき。。。



たぐるべくやすらぎ


そっとのぞきこむ めを

かたむける みみを

かする いきを


きえない ともしびの

かすかな あいず


しびれた ゆびさきを

かわききった かみのけを

おとした かたを


なでてかなでる

くちびるのかんしょくを

うけたこと たぐって


やすらぐ。。。



キボウノ ミナモト


影を探した

隠れる隙間。。。小さくても深い気持ちいい闇

光を探した

あびる全体。。。同居して輪郭をきめる影とともに

均衡であれ。。。

美しく・・・可愛く

儚い波は 想いを濃くする

今の目的は 愛とは別次元に見えても

多くは。。。。きっと。。。愛として届く

どこかへ。。。。。



せかさぬ気持ち


カリン酒の渋みが きみの記憶を絡め取る

湯冷めの寒気が ふいに襲ってきた

僕は 自由になりたくてもがいているけれど

梅酒の氷砂糖は、まだ溶けぬまま。。。

びんの底で光ってる

薄目をあけて 瓶を睨んだところで

緩慢な時の流れは 崩せない

崩さずせかさず。。。僕は 待つ。。。。



19時15分の風葬


湿気を飛ばした静かな夕雲

港にさざめく波と鳥

ラッシュ過ぎの流線型

行儀良く並ぶ赤信号

海は。。。海は。。。。海はいい

はみ出した心を風にのせ

掴めなかった時を歌にのせ

微笑みの暗示を自分にかける

きみは。。。。安らげる。。。

海は。。。海は。。。。海はいい。。。。

海は。。。海は。。。。海はいい


絞りだせなかった涙も

隠せなかった声も

伝えなかった愛も

寄せて返して 返して 彼方まで。。。。



ブレイクタイム


拾い集める 記憶

かたく目をつむり 

フィルム倉庫にしまうか悩む

出しやすいところに入れておくか

その辺に散らばしておくのか。。。。。


映写機は 廻る

カタカタカタカタ。。。。

カタカタ。。。。


焦げ付いたセルロイドの匂いは

あの日の心のかたち


カタカタカタカタ。。。。カタカタ。。。。



或るアコガレ


いざなわれし みしらぬすべて みしったすべて

いざない師 つえふりて ものがたり創れという

えぴきゅりっくな まぞひすと

おいこんでしなる

しなりは 初冬のたけばやし

大人になるまでみたことなし

べっどにしずむ 心もとないオブジェクト

しならず・・・かすむ面影


あおゆきのごとく つもるにまかせた



ケズリダサレル カタチの 現場


もられたカタチは カナタワシや スポンジや

ハブラシで 削られて また 版でもられて

くりかえして シェイプしながら

まわりを ビミョーに汚すんだ

無心に ふきとって

そして のこった汚れ跡が なんとも好き。。。

それは 整理されえない 自身なの

僕は多分 美しく見えるものをつくりながら

汚いものを イトオシム

あの時の 君のきれいな目の色おもいだして

キタナイモノ スキ・・・

ソレハ ホントウノコトダカラ

完璧に 清潔な作品に囲まれて

シュンとしていた僕に

君が告げた 

お気に入りのスニーカーのような愛


カタチハ ゲズリダサレ ミガカレ・・・愛サレル



懐かしさのかなしみ

古いらしいサーフミュージックを 

9回リピートしながら地道な作業をする

手は 動くよ まったくさ

あの自由へ帰りたいとあたしは つぶやく

故郷は幻影であることを 

理想は現実ではないことを 

理想を強いた罪の許しを請いながら

懐かしみながら

あたしの宝箱を 未来にひらく。。。。



蜘蛛の糸 (但し、ピアノ線製)

君はジンジャーエール 

僕は荒れた舌を気にしながら 

赤ワインを飲んでいた

はやい夕刻と 

秘密めいた緑のウォーターボトル

洒落たイタメシ屋の 

或る透き間に 

向かい合ってルッコラのサラダを待っている

(ところでさ・・・お互い痩せたよね)

その時さ・・・

うんと強い君が・・・

大きなまるい瞳に 

涙を ためてしまったんだ・・・

落ちた体重は こぼれた涙だった

僕らはいつも ゲタゲタ笑いしていたはずなのに

使い込まれたはずの 美しい手が 一瞬顔を覆い

目をそらすことも 

オイオイ泣いてしまうことも出来ない僕に

静かに深呼吸しながら ゴメンとつぶやく

僕は 大切なものを物理的に失うという物語を

自分と交差させながら

きれいな君の全体を眺めていたんだ

君は 淡々と語りながら

光るカギのありかのところで 

肺を膨らませて目力を使う

カギのありかや ありかたは それぞれだけど

救いは芸術だった グっと来たぜ・・・

帰りの車で話した 立派なカラスの剥製話

もちろんさ

描きたいのは 立派なツヤツヤの

クチバシが太いヤツだよ

そして また大笑いしたんだ

さよならのハグしたかったんだけどね


君は 流れ星みたいな黒い川のむこうへ消えてった

いつもの晩夏ようにさ。。。。。。。。



雪影とピック


白く太った雪影は 昨日の君の頬みたい

無心の傍らに 約束済みの愛吸って

君はなにを生み出すの?


エキセントリックな弦はじかれて

僕は、底なし沼の王

今とはそれぞれバラバラだけど

桜貝製のピックが

僕の油膜に 虹を映す

鹿角製のピックが

界面活性剤

君爪ピックは


僕のヘドロを真水にかえる。。。。。。。。



いのり時


闇は しずかな時間をもたらす

僕たちの 星空をもっとかがやかせる

僕たちの いとおしさの感性を磨く

僕たちの いのりの基

寒さは あたたかさを求める

求められると 与えられる

僕らの 外から 僕らの 中から


いのり時 僕らは 何を信じようか

何かを信じる前に 思うこと。。。

後で裏切りと感じても乗り越える「愛の勇気」


求めると 与えられる

僕らの 外から 僕らの 中から



でぃあーな


でぃあーなよ

弓をかしておくれ

浮遊する メランコリィを 射抜くために

でぃあーなよ

網をかしておくれ

散乱する うつくしさを 捕獲するために

でぃあーなよ

松明をかしておくれ

月隠れする 闇を 眠らせるために。。。。。。

でぃあーなよ

竪琴をかしておくれ

あの人に 安らぎの抱擁を 届けるために。。。。



あとがき

 私にとって創作のモトイとは何なのか、いつも考えます。


 東日本大震災で数え切れない笑顔が失われたこの国で、私は本当に小さい者であることを嘆きました。ミュージシャンを羨みながら遅々と満たされることへのパズルパーツを整理する日々でした。整理とは、版画においては、版を作ること、そして今回は発作的に色を刷り込み、はみだした気持ちの臨場感を目指しました。詩作においての、整理とは編集することですが、私の詩のノート「パンドラの箱」には1,200もの思いが溢れだし・・・洪水中。近年の創作の基になっていると思われる28の詩をやっと選びました。


 そして、詩作によって新たに生まれた「はみだした部分」として「幸福の王子」のコメントとリコメントも付け加えました。2005年のこの詩への読者の感性は、私にとって鋭利なカケラです。コメントを下さった皆さんにあらためての感謝の気持ちと、この時世でこの内容をあらわすことが作家としての私に必要だと思ったからです。


 人は孤独であっても孤立しないような関係はとても大切なことでしょう。そして、どんなに怖ろしいことがあっても、それぞれが小さな「希望」を隠しポッケにもっていられるように願っています。


 稚拙な文章を最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

 

2011年 ナカムラアリ



幸福の王子

愛にみたされていれば

誰もがあの幸福の王子に

なりうるだろうか・・・・


人は狂気とは別の枠組みで

あのツバメになりうるだろうか


王子の目をえぐる

あのツバメに・・・・・・

愛にみたされていれば


あなたは できるというの?・・・・



あの日のコメントと*リコメント


A)幸福の王子はマゾだったに違いない・・・。


B)思い出せない。王子様の銅像の宝石を一個一個取りに行ったツバメがいましたよね。アンデルセンかなんかの童話でありましたね。


C)金の銅像?の王子様の皮膚を剥がして つばめが 人々へ運んでいくっていう 話。愛にみたされてなくても、なにかのきっかけで、それぞれのやり方を みんなするんじゃないかなぁ。人間って そんなに捨てたもんじゃないと思うよ。希望をもっていいと思います。俺は 電車の座席を子供づれの方に今日譲りましたよ。


D)無償の愛、人魚姫も、王子様も、自分の愛を実現させるために、ほかの人の不幸を踏み台にはしない。愛って、不思議なもの。


F)王子様の話、少し思い出してきました。電車の中でしたこと、それ床座施っていうお布施ですね。愛の施しです。すごいなあ。


G)みたされていればなれるかも知れない。満たされていればできるかもしれない。思っているだけでは色あせ、行動があれば惹かれる。本当の愛とは ・・・ だから ・・・ 100年もさまよう。


*)私もちょっと前まで同じようなこと考えてたの。。。ほら、踏み絵する殉教者とかもさぁ・・・それそれ。。。、そのお話・・不思議な犠牲のお話。愛にみたされてなくても、なにかのきっかけで、それぞれのやり方を みんなする。。。

Cさん、スゴイ! そうだね、そうだよね。そのことだよね。納得。。。。

Dさん、無償の愛の犠牲って美しいけど本人以外はイタイこともあるね。不条理だったりすることも。。不思議な one kind of love

そう、Fさん床布施は見返りを求めない無償の愛の形。。小さな形だけど王子に近いんだね・・

うん、Dちゃん、だから色あせないために人は小さなことをするんだ・・小さなことも尊いひとつなんだね。。なんか今日こころの勉強しちゃった。みんなありがとう! この話小さい時からいつもお兄ちゃんと論争になってたの。今度会ったら教えてあげよう・・きっともうわかってるかも。。。。


H)深いですね~。愛にみたされていればできるのか?まだまだお子ちゃまの私には考えさせられました。。


I) 満たされ、心が喜びで満ちている時、たとえ自分が犠牲になっても、相手に対する思いの方が強い。相手がそれで幸せになれるのなら、喜んで私はそれを差し出しましょう!!そして、あなたもこの幸せの実を味わうのです。う~ん??思い浮かぶままに書いたけど、こんな気持ちだったのでは???


J)自分を傷つけてまで人につくす~ってできないなあ。。。まだまだですな


K)何らかの痛みや犠牲がともなうのは「愛」そのものじゃなくて罪滅ぼしや慰めの心なのかもしれない。。。?優しく柔らかい感触をもったエゴなのかも。。責められるべきものではないけれど、もっとおおきななにかが向こう側に広がって待っていてくれるような気もします。(いつかそちらに辿りつけたらいいな。。。)


L)愛がそういった犠牲(?と言ったら変かな)に変えることってなかなか出来たものではないと思う。人間は幸せになると もっともっと・・・求めてしまうから、難しいですね。まず満たされてると思えるかどうか・・・


M)さまざまな・・愛の形に・・ ルールが無くても・・いいんじゃ~ない?? って・・それほど・・計り知れないものなんだから・・ って・・ 頭の中が・・ 葛藤してます・・ もう少ししたら・・たぶん・・脳みそのシワが伸びきります


N)主観的な満たされ度の違いによるのかも?


*)うん、たまーーーに思い出していっしょに考えようかぁ。。。。。王子様を好きな人がいたらどうする?・・尊い犠牲を知って納得してもっと好きになって。。修道院にはいるのかなぁ。。。つくすって何なんだろうね。ほら、つくされるの嫌いな人もいるじゃない。。。。

そう、Kさん。。。そこなのよ、犠牲と不純の不条理も確かにあるわけで・・天国に宝を積むみたいな具体的表現でさ。。。その向こう側のなにか・・それを信じたい。。。。満たされてると思えるか。。。瞬間でいいんだよね。

Mさん・・・のびてますのびてます。。ぺろりーーーん!

うん、Nちゃん愛をふくむ満たされ度は常に主観だよね。。。。みんな胃袋の大きさ違うし・・・


O)ちがうよ。。あのツバメはね、ただね、王子の目にはいったゴミをとってあげただけだよ。ちゃんとフ~フ~してたでしょ。


*)ほんとにそぅお? しんじて今日はぐうぐう眠るよ!


P)無償の愛が皆を救って、その重さの分自分が傷む。。。これもやっぱり幸せと呼ぶの。。。流れない、涙の奥の真実は何処。


O)あ、疑ってる?ツバメがかわいそうすぎる!!ツバメはね、幸せを運ぶ鳥なのに!


P)そうかな、そうかな、そうなのかな??王子様は痛くも痒くもないんじゃないかな。ちがうかな。苦しいのはつばめさんだけ。ちがうかな。王子を愛するつばめさん、よくがんばったね☆こころに光るお星様、みっけ!


Q)「サイボーグ009」っていう石ノ森章太郎さんのマンガのなかで、コンピューターがこう問うシーンがあります「恋愛トハ自己犠牲トイウコトカ?」 ヒロインこうこたえる「それもあるけど…それだけじゃない、あなたにはわからないわ」。。。それ思い出した。


*)うん、Nさん真実はかならずしも一つじゃないから・・いつも絡みあってるからね。。絡み合ったまま見えるから・・・困る

えっ、大胆なPちゃん。。。私はずっーと王子を満たしていたものはなんだろうって考えていたのに。。でも、うん、満たしていたものがあったから痛くも痒くもない。。としたら切な過ぎるツバメの気持ちは王子に伝わって。。。ぁぁ・・泣けるからもう考えるのやーめた、信じるよ。

Qちゃん。。。。PCにはわからないよね。。ひと種類づつわかりたい。。。。


P)大胆?そっかな;。。。ほら、望んでの行動は、どんなに辛くても、受け止められるでしょう。けれど、愛する人の望みをかなえるための行動は、時に痛い。けれど、受け止めてしまう。涙を押さえて。。。なんて。王子様はね、本当の自分を知っていたんだと思うことにしたの。物質的ではない、精神的な美しさ。醜くなっていったんじゃないんだ。きれいになっていったんだよ。それはきっと、あちら側の世界への入り口。

よくわかんないけどさ、王子様は笑っていたでしょう。泣いていたのはつばめさん。それがね、なんか印象的だったんだ。


*)そう、そこがフシギで、王子が幸福であるゆえんなんだよね。。。ハイセンシブルじゃないことは確かだなあとか、知能が3才くらいだったのかなぁ。。。とか・・・ぁーぁ・・また色々余計に考えちゃうよ。きっと「カミノミゾシル」系・・


R)狂気と無償の愛は近いとこにあるかもしれない。


S)王子の愛は、ツバメにはむかなかったわけですね。悲しい。


*)うん・・・そう思う。。彼の愛は自己愛を含んで別次元・・・


** ナカムラアリ詩ブログからの抜粋**









Ⓒ2025 Ari Nakamura. 

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