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小樽・ダニーデン姉妹都市美術交流展
会期 1996年9月30日(火)〜1996年10月13日(日) 会場 オタゴ・アート・ソサイエティ・ギャラリー マグナ・マータ 鬼丸教授の美学によって、魅力的なマグナ・マータに出会ったのは、大学2年のときである。それまでにも「石のビーナス」は知っていたはずだが、中学の歴史授業では、美しいとも、魅力的とも、ましてや芸術的などと感じはしなかった。しかし、鬼丸美学の授業が終わったころに、わたしはすっかりマグナ・マータの虜になっていた。 マグナ・マータとは、母なる大地の女神である。太古の昔から豊穣の神として色々な場所で繰り返し受け継がれてきたテーマだ。そして「石のビーナス」は本能が原始宗教という名を借りて芸術になった、非常にわかりやすい例なのである。社会がどんなに複雑化し、人間が社会的動物であろうとして、知性や理性を磨いても、結局は生まれて死ぬ。しかし、人間社会が存続していくと、個々の理想や思想が体系をもって、まるでアメーバが増殖し続けるように、個々の人間の死にもかかわらず存在し続ける。そこで、何を生み出すのかだけが問題になっていく。マグナ・マータの


ナカムラアリ 版画展
MOON 会期 1995年10月9日(月)〜1995年10月14日(土) 時間 11:00-19:00 会場 ギャラリー たぴお


中村亜理 ひとり展
Asian Mater 会期 1993年6月27日(日)〜1993年7月4日(日) 時間 10:30-19:00 会場 画廊タキヤマ
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